医療法人三憲会 柵原病院

DXの取組

当法人は、経済産業省が推進するDX認定制度に基づき、
「DX認定事業者」として認定を取得いたしました。
当法人は、経済産業省が推進する
DX認定制度に基づき、
「DX認定事業者」として
認定を取得いたしました。

DX認定

医療法人三憲会は、地域医療・介護・保育を将来にわたって支え続けるため、デジタル技術を活用した業務改善、情報共有、サービス品質向上に取り組みます。

本ページでは、当法人の経営ビジョン、デジタル活用の重点取組、推進体制、指標、情報セキュリティに関する考え方を公表します。

  • 公表日:2026年6月18日
  • 最終更新日:2026年9月1日

トップメッセージ

当法人は、情報基盤の整備、データ活用、職員のデジタル人材育成、医療情報セキュリティの強化を一体的に進め、患者・利用者により安全で質の高い医療・介護を提供できる体制づくりに取り組みます。

医療法人三憲会 理事長 曽根 希信

経営ビジョン・経営モデルの方向性

地域に密着した医療・介護を提供する法人として、診療・介護情報のデジタル化、業務基盤の整備、情報共有の円滑化を進め、医療・介護の質と安全性の向上、職員の負担軽減を図ります。

デジタル活用の重点取組(DX戦略)

重点取組1:診療・介護情報のデジタル化と一元管理

多職種・多施設での情報共有を進め、医療・介護の質と安全性を高めます。

重点取組2:業務効率化と働き方改革

勤怠・給与等の業務基盤整備、文書の電子化等により、職員の負担軽減を進めます。

重点取組3:データ活用による医療・介護と経営の質向上

診療・介護・経営の各種データを、医療安全、感染対策、稼働状況等の改善に活用します。

重点取組4:医療情報セキュリティの強化

医療情報システムの安全管理に関するガイドライン等を踏まえ、組織的・技術的な対策を継続します。

ITシステム・デジタル技術活用環境の整備の方策

デジタル活用の重点取組(重点取組1〜4)を推進するため、以下のとおりITシステム環境を整備します。

  • 情報共有基盤の整備(重点取組1):病院と介護施設の間で、記録・画像・検査データを共有できる情報連携基盤を構築します。診療・介護情報を電子的に記録・共有するシステムを導入し、既存の介護記録システム・医用画像管理システム等の部門システムと連携させることで、病院・介護老人保健施設・居宅介護支援事業所の多職種が必要な情報を参照できる環境を整備します。整備は2026年度から3年間(2028年度まで)を目途に、対象業務・範囲を段階的に拡大して進めます。
  • 業務基盤の整備(重点取組2):勤怠・給与システムおよびグループウェアを導入し、紙運用・二重入力を解消して事務・間接業務を効率化します。
  • データ活用基盤の整備(重点取組3):診療記録・介護記録・勤怠等の各システムに蓄積されるデータを集約・分析できる環境を整備し、医療安全・感染対策・稼働状況・経営指標の可視化と改善検討に活用します。
  • ネットワーク・セキュリティ基盤の整備(重点取組4):院内ネットワークの現況調査・構成管理を実施し、ファイアウォール/UTM、ウイルス対策、メールセキュリティ、バックアップ、アクセス権限管理を整備・運用します。必要に応じてクラウドサービスを安全に活用します。
  • 投資・整備方針:上記の環境整備に必要な投資は、年次の設備投資計画に位置づけ、理事長の決裁のもと計画的に実行します。

DX推進体制・人材育成

推進体制・組織

当法人は、理事長を最高責任者とするDX推進体制のもと、2025年4月に専任組織「DX推進企画室」(室長以下3名)を設置しました。DX推進企画室は、法人全体を横断して業務改革・DX施策の企画・推進を担い、進捗と課題を理事長へ定期的に報告するとともに、掲示板・職員会議を通じて全職員に周知しています。

デジタル人材の育成・確保

デジタル活用の重点取組の推進に必要なデジタル人材を、次の方策により計画的に育成・確保します。

  • 中核デジタル人材の育成:外部のデジタル人材育成講座等を活用し、DX推進企画室のメンバーを中心に、データ活用、業務プロセス改善、アプリケーション開発等を実践できる中核人材を法人内で計画的に育成します。
  • 学びの法人内展開:外部講座の受講者を講師とする社内勉強会やOJTを通じて、習得した知識・手法を各部署へ展開し、部署ごとにデジタル活用の担い手を育成します。現場主導での業務改善アプリ(新人研修アプリ等)の企画・開発・運用を通じ、実践の中で人材を育てます。
  • 全職員の底上げ:全職員を対象としたITリテラシー研修・情報セキュリティ研修を計画的に実施し、法人全体のデジタル活用能力を高めます。
  • 人材の確保:デジタルスキルを有する人材の採用・登用を進めるとともに、外部専門家・システムベンダーとの連携により、法人内で不足する専門性を補完します。

重点取組の達成状況を確認する指標

デジタル活用の重点取組の達成状況を、取組ごとに以下の指標で定期的(年1回以上)に確認します。

対応する重点取組 指標 目標
重点取組1:診療・介護情報のデジタル化と一元管理
  • 情報連携システムの導入・部門システム連携に関する計画の進捗レビュー実施回数
  • 院内帳票の電子化件数
  • 年1回以上
  • 年1帳票以上
重点取組2:業務効率化と働き方改革
  • 職員が主体となって開発した業務効率化アプリ(市民開発アプリ)の対象職員利用率
  • 記録記入時間の削減率
  • 70%以上
  • 10%以上削減
重点取組3:データ活用による医療・介護と経営の質向上
  • 稼働状況・経営データの分析と理事長への報告回数
  • 医療安全(インシデント報告)・感染対策データの分析・改善検討の実施回数
  • 年2回以上
  • 年1回以上
重点取組4:医療情報セキュリティの強化
  • 情報セキュリティ研修の実施回数・受講率
  • 標的型攻撃メール訓練の実施回数
  • 年1回・受講率90%以上
  • 年1回以上
人材育成 デジタル人材育成研修(外部講座)の受講者数 年1名以上

※対象職員利用率は、当該年度に利用対象とした職員のうち、対象となる業務効率化アプリを当該年度中に1回以上利用した職員の割合とし、利用記録等により確認します。

情報セキュリティ・個人情報保護

当法人は、情報セキュリティと個人情報保護をDX推進の重要な前提と位置づけ、アカウント管理、アクセス権限管理、端末管理、バックアップ、ウイルス対策、職員教育等を継続的に実施します。

また、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する「SECURITY ACTION」において一つ星を宣言し、情報セキュリティ基本方針を定めて組織的な対策に取り組んでいます。

公表日・改定履歴

  • 2026年6月18日 初版公表
  • 2026年6月26日 情報セキュリティ基本方針を公表
  • 2026年8月19日 DX推進体制・人材育成、ITシステム環境整備、指標を改定